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欧州サッカー選手名鑑Vol.1 エデン アザール chapter1.フランスのとある古豪

欧州サッカー選手名鑑Vol.1 エデン アザール chapter1.フランスのとある古豪

 

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        ↑本人公式Twitterより引用 20202021シーズンのもの

選手名鑑の記念すべき1人目はマドリディスタである管理人イチオシのドリブラー、エデン アザールです

欧州サッカー最高峰のチャンピオンズリーグ優勝回数が最多13回を誇るエルブランコで伝統の背番号7を背負うアザール

近年は不調が続いていますが20212022シーズンが開幕し、復調しつつある今こそアザールの魅力をリール時代からじっくりと解説していきたいと思います

このchapterでは彼のリール時代を掘り起こしていきたいと思います

メッシやセルヒオラモス、ドンナルンマなど名だたるビッグネームを獲得して2021年の夏を騒がせたPSGが所属しているのでここ最近非常に世界中から注目が集まっているLigue 1 Uber Eatsの20202021の優勝チームはリールですが実は20102011年にもなんと57年ぶりの優勝を果たしました

そのチームの中心選手としてチームの躍進を支えたのがアザールです

20062007~20102011シーズンのリーグ順位表
   
2006-2007シーズン 10位  
2007-2008シーズン 7位  
2008-2009シーズン 5位  
2009-2010シーズン 4位  
2010-2011シーズン 1位  

彼の2012年1月のインタビューを参考にしながらまとめていきたいと思います

https://www.soccer-king.jp/premium/article/14489.html

アザールは当時なんとまだ20歳、彼はこのインタビューで自分のプレースタイルについて自己分析しています

アザール スピードに乗った状態でシザーズを繰り出して相手を抜くことかな。特に練習して身につけたわけじゃないんだけど、好きなプレーだね。それから股抜きも大好きだ。股抜きをやられた相手はちょっと馬鹿にされたと感じるはずだからね。つまり、うまくいけば精神的に優位に立てるんだ。でも、狙いすぎるのが僕の悪い癖で、最近では有効だと思う場面でしかやらないようにしているよ。

ドリブルを楽しんでいる、いやフットボールを楽しんでいる彼の姿勢にいつも魅力を感じてやまないのです

アザールの最大の長所であり武器はスピードとドリブル突破率で、2018年のW杯の準々決勝のブラジル戦ではなんとドリブル成功率が100%でした

またアザールは同じインタビューで憧れの選手についても語っています

アザール ジネディーヌ・ジダンが好きだったな。動きが優雅だったからね。彼は巧みなプレーをするだけでなく、見ていて美しかった。ジダンがプレーするとサッカーが芸術に変わっていくんだ。リオネル・メッシが世界最高の選手だという意見には同意する。ただ、エレガントさという点ではジダンが一番だね。

アザールのアイドルはジダンでしたがジダンの方も当時からアザールを高く評価していました

「マドリーに連れて行きたい」移籍決定のアザール、9年前のジダンとの“相思相愛”ぶりが明らかに! | サッカーダイジェストWeb

これによるとジダンアザールのことを2010年4月の時点で

「目をつむってでも、マドリーに連れていきたいね」

と評価しており2019年夏の移籍でそれが叶った形になりました

次に期待値を表す市場価値を参考にしていきながらアザールのリールでの活躍を振り返りたいと思います

アザールの20082009からの市場価値推移

20082009 550万ユーロ
20092010 1400万ユーロ
20102011 2200万ユーロ
20112012 3300万ユーロ

 

市場価値がリールでの4年間で6倍までに上がっているのです

次のchapterでは1年毎にリールでの活躍を振り返りたいと思います

chapter2へ続く