マンチェスター勢らに危機が...
FIFAワールドカップ予選ブラジル対アルゼンチン戦が中止になったのはご存知ですか?
英国でプレーするアルゼンチン代表選手四人がコロナウイルス対策措置を破っていたことが発覚し、試合が始まってから中止になった事件ですね
この試合は延期になるものと思われていますが、まぁキックオフしてしまった試合を途中でやめさせたので当然非難はすごいことになっていますね...
ただ、今回の記事のメインはそこではありません
なぜこの話を最初に持ってきたかというと、その対策措置に関することが今回のメインだからです
さきほど英国と書きましたが、舞台はプレミアリーグになります
英国では代表戦に合流した選手はイギリス帰国後に隔離措置が必要になる場合があるんですね
そのため、プレミアリーグではその隔離措置が必要になる代表チーム(レッドリスト)各国からの招集を拒否することを決定したんですね
これがなんとFIFAのとある規定に触れたんですね
その規定というのが「FIFAは選手の招集を拒否されたサッカー協会からの申し立てがあれば、その拒否した選手を直後の5日間で行われる試合で出場停止処分とする」というものなんですね
結構パワフルな規定ですよね
そしてこれがブラジルなどの要請で認められたんです
実際に出場停止処分になったのは、ブラジル代表のGKアリソン、MFファビーニョ、FWフィルミーノ(以上リバプール)、GKエデルソン、FWガブリエウ・ジェズス(以上マンチェスター・シティ)、DFチアゴシウバ(チェルシー)、MFフレッジ(マンチェスター・ユナイテッド)、FWラフィーニャ(リーズ)、メキシコ代表のFWラウール・ヒメネス(ウルヴァーハンプトン)、パラグアイ代表のMFミゲル・アルミロン(ニューカッスル)、チリ代表のFWフランシスコ・シエラルタ(ワトフォード)ですね
この選手らはプレミアリーグ第四節の試合に出られないことになります
フレッジに至ってはチャンピオンズリーググループステージ初戦も無理ですね
メンツを見ればわかるようにこれ、かなりの打撃ですよね
個人的にヤバいなと思う選手一人目はウルブズのメキシコ代表ラウール・ヒメネスです
ウルブズは現在、2021年夏に大型補強を決行したのにも関わらず開幕三連敗で降格圏に沈んでしまっています
かれらの攻撃の核はまさにラウール・ヒメネスであり、彼なしにはインパクトに欠けてしまうのが現状です
彼の欠場はワトフォードとの対戦を控えるウルブズにとって大きすぎる痛手であると思います
二人目というかもはやチームですね
リバプールがちょっとかなり窮地に立つんじゃないかなと思っています
メンツを見れば言うまでもないですね
守護神アリソンにボランチファビーニョ、フィルミーノまででられませんからね
なかでもファビーニョはかなり痛手でしょう
替えがいないわけではありませんが、今のプレミアのように素早い勢いのあるカウンターを武器とするチームが多いなかで彼の守備力を欠くというのは攻守のバランスを崩しかねない事態です
取り返したら即カウンター、ゲーゲンプレスそのもののチームですから守備面における被害は言うまでもありませんが、攻撃面で非常に苦労すると思います
クロップの起用に期待が出来ますね
管理人的痛手チームランキングはこうなりました
1位 リヴァプール
2位 ウルブズ
3位 シティ
4位 チェルシー
5位 ニューカッスル
6位 ユナイテッド
7位 リーズ
8位 ワトフォード
次節の話を少ししましょう
まずはユナイテッドとニューカッスル
お互いに同じポジションに選手を欠いた状態での試合になるのですが、次節この2チームが戦うんですね
中盤の人選、両者役割が似ている選手の欠場ですからなかなかに見所が出てくるでしょう
さらにワトフォードとウルブズも対戦ですね
これはなかなか予想のつかない展開になりそうです
両監督の工夫がかなり必要になると思います
ではまた次の記事でお会いしましょう
担当:loopshoot、 ロカ