世界一詳しい欧州サッカー解剖学

マニアでも満足できるレベルに徹底的に欧州サッカーを解剖していきます

アーセナルのCL圏進出には今季の冬の市場が鍵を握る!?

どうも!

グーナーの鏡カズです

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 今回はアーセナルの最終的な順位に大きく関係してくるであろう冬の市場について書いていこうと思います。

 

 アーセナルは12月27日、ノーウィッチ戦に5-0で勝ちリーグ戦4連勝、カラバオを含めると5連勝を決めました。前半の6分にはサカが2人の股を抜く鮮やかなシュートで先制するとそこからは余裕を持ってゲームを運び、少し間延びする時間帯がありましたがそれでも前半の終了間際、キーランティアニーのスーパーゴールで2-0で前半を折り返し後半も再びサカ、ラカゼット、スミスロウのゴールで終わってみれば5-0の快勝しました。最下位相手ではありましたがそれでも素晴らしい試合展開でした。この結果からも攻撃面守備面から見ても申し分ない成績を残していると言うことができます。

 

 しかし今、アーセナルファン、関係者などからこの冬の移籍市場でのアタッカーの獲得を急ぐ声が止まないことをご存知ですか?

 では、なぜそんな声がたくさん出ているのでしょうか?その答えはアーセナルのアタッカーいわゆるフォアードの選手をみれば一目瞭然である。アーセナルのフォアード登録を確認してみよう。

   アーセナルのフォアード登録

ピエールエリミクオーバメヤン

アレクサンドレラカゼット

ニコラぺぺ

エディエンケティア

ブカヨサカ

ガブリエルマルティネッリ

ファラリンバロガン       である。


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ラカゼット&オーバメヤン

 

 この中でオバメヤンは色々あって謹慎中

ラカゼットは来季の6月に契約の期限が切れる

ぺぺは移籍を望んでおり

エンカティア、バロガンは共に移籍が大筋合意したとの報道があった

これにより残るのはサカ、マルティネッリであるがどちらもウィング系のポジションを主戦場としているのでCFセンターフォアードが不在にることがわかる。つまりアーセナルは今季の冬の移籍市場でCFセンターフォワードを獲得する必要があり獲得しなければそもそも枚数が足りないのです!

 

今回は冬の移籍市場がアーセナルのCL圏進出にどのように大きく影響するかを書いてきました。次はその移籍市場で誰を獲得するべきかということについて書きたいと思います。   この記事を読んでくれてありがとうございました!    

  


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サカ&スミスロウ

アーセナル #サカ #スミスロウ #オーバメヤン #移籍 #CL #プレミア

 

  

  

 

金満化ニューカッスルVSクリスタルパレスを徹底解剖

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https://twitter.com/callumwilson/status/1452008391195435018?s=21

どーも!

管理人の2ndキーパーロカです

今夜はクラシコがありマドリディスタの管理人にとっては楽しみすぎて今から盛り上がってます

日本時間2021/10/23の2300キックオフのこの試合を観て思った感想はニューカッスルよく負けなかったなです

スタッツを振り返ってみてもクリスタルパレスは結局1点しか取れませんでしたがゴール期待値は2.6でした

客観的な立場から考えるとこの試合の結果をひとことで表すのならクリスタルパレスは勝ち点2を落としたなもったいないなです

パレスは現在プレミアリーグで14位に位置していてチーム状況は芳しくないのかなと思われがちなのですが実はそんなことは全然なくて勝ちきれてない試合が多いのです

さらに言うと強豪リヴァプールとの試合自体は負けましたが内容的にはもうちょいやれた感ありますし同じロンドンを本拠地とするスパーズには大勝しました

この試合ではスパーズの戦術を無力化していて順位を伸ばすかなって思っていましたが現時点では勝ちきれてないのです

まーそこに実力が出てる気がしなくもないですが注目していきたいと思います

先週のアーセナル戦でも後半ロスタイムの同点弾をセットプレーから打ち込まれましたがそれまでは勝っていました

アーセナル戦もロンドンダービーでしたね笑

ちなみに昨日の試合の失点もセットプレーからの失点でした

しかし今後順位を上げていく可能性はおおいにあります

なぜそこまで期待できるのかの理由はヴィエラの監督就任とギャラガーのレンタルでの獲得です

パレスはもともとはカウンター主義で典型的なプレミアリーグのサッカーをしていましたがヴィエラが監督就任してから落とし込んだポゼッションサッカーがはまっているような気もします

またギャラガーはチーム加入後チームの中心選手として大いに活躍しています

優雅なドリブルや卓越したパスセンスは素晴らしいものでこの活躍を維持できたら来シーズンのチェルシー復帰もあるのではないかと思います

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昨日の試合でのギャラガ

一方のニューカッスルに話の話題を移動させましょう

ニューカッスルは先日サウジアラビア系の投資ファンドが買収し新オーナーが就任したものの未だ今シーズンは勝利がなくて不調にあえいでいます

ラムウイルソンのゴールはエレガントでした

ハイライトのリンクを貼って置くのでぜひ見てください

youtu.be

まあ次の監督が就任するまでは様子を見ることにしましょう…

今回はこの辺で記事を終えることにします

サウジ系投資ファンドが買収したものの未だ勝利のないニューカッスルは冬の市場でどのように動くのか楽しみです

 

 

 

560日ぶりの本拠地での熱闘を徹底解剖

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https://twitter.com/losblancos_live/status/1437168849753985030?s=21

*1

まずはこの結果を受けて一言言いたいんですけど楽しかったです

最後にリーグ戦で5点をとって大勝したのはぱっと思い出せないくらい前の話ですし、しかもサンティアゴベルナベウで試合を行うことができたのは2020年3月2日のクラシコ以来の560日ぶりでしたし、逆転勝利でしたし、試合を見てた全マドリディスタが楽しめた試合だったと思います

前回サンティアゴベルナベウで開催されたクラシコの日付をなぜ覚えてるかっていうと個人的にかなり脳裏に焼き付くような試合内容だったからです

クロースとヴィニシウスの相手をかわす2人の連携には思わず声が出てしまうほど素晴らしいものでしたしマリアーノの途中出場してからのワンタッチでの勝負を決定づける追加点は彼がジダン政権下でなかなか試合に出ることができないでいる状況でのゴールだったので感動しました

またこのシーズンは最終的にラリーガを制覇することができ素晴らしいシーズンだったのではと思います

最後の優勝セレモニーを観客満員のサンティアゴベルナベウで行いたかったのですがコロナウイルスの蔓延で状況が状況だったので試合を開催できてただけでも感動を届けてくれて感謝しかありません

話が脱線してしまいました、日本時間2021/09/13の1戦を振り返っていきましょう

まずびっくりしたのはアンチェロッティ監督の修正力です

前半を1点ビハインドで折り返した中ここまで逆転し大勝利をおさめることができたのはやっぱりアンチェロッティ監督の修正力だと思います

なかでも際立っていたのは左サイドからの攻撃です

ヴィニシウスやベンゼマ、左サイドバックのミゲルを中心に左サイドから決定機を何個も創り出していました

中でも際立っていたのがヴィニシウスです

抜け出しやスピードはもともとありましたが昨シーズンのチャンピオンズリーグリヴァプール戦から決定力もかなり向上したのではないかと思います

ヴィニシウスが決めた得点も今までみたいにゴール前で冷静になれてなかったら今日も得点出来てなかったかもしれません

ゴール前で冷静になることが出来た点でヴィニシウスはここ半年でかなり成長を遂げることが出来なかでも彼のスピードと抜け出しは対戦するDFにとってのかなりの脅威なのではないかと思います

また言うまでもなくベンゼマの活躍も素晴らしくてマドリーで若手が活躍できてるのはやっぱりチームの核であるベンゼマの存在が大きいと思います

またホット材料は新加入のフランスの超新星カマヴィンガがゴールを決めたことです

カマヴィンガはゴールを決めただけでなくサンティアゴベルナベウでマドリーの一員として、途中出場にもかかわらず焦ることなく余裕を持って試合にうまく入ることができてました

期待しかないですほんとに将来が楽しみな1人だと思います

最後にカマヴィンガがゴールを決めたわけですがあれは実質モドリッチのゴールと言ってもいいかもしれないくらいにモドリッチの活躍も素晴らしいものでした

先日に36歳になったわけですが歳が考えられないほどハードワークをするしボールの出る先を読んでのインターセプト、ボールを運んでからのアウトサイドのシュートはとてもスペシャルワンだと思いました

スペシャルワンといえば話は変わりますがモウリーニョローマも開幕三連勝をおさめました

ローマの記事も後ほど出したいと思うのでご期待ください

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます

 

 

 

 

 

*1:現地時間2021/09/12の夜に行われたレアルマドリードセルタ・デ・ビーゴの試合でのワンシーン ゴール後観客席に飛び込んだヴィニシウスにはその後イエローカードが出された笑

プレミアリーグ第四節徹底解剖

プレミアリーグ第四節徹底解剖

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左上からブエンディア(ビラ)、ルカクチェルシー)、サンチョ(ユナイテッド)
グリーリッシュ(シティ)、ロナウド(ユナイテッド)、エデゴーア(アーセナル

 

皆さんおはようございます

プレミアリーグ第四節が行われましたね

あまりにも見所がありすぎる一節となりました

この記事ではそんな第四節を徹底的に解剖していきたいなと思います

まずは対戦カード、結果を確認してみましょう

 

クリスタルパレストッテナム 3-0

ワトフォード対ウルブズ 0-2

ブレトンフォード対ブライトン 1-0

アーセナルノリッジ 1-0

ユナイテッド対ニューカッスル 4-1

サウサンプトンウェストハム 0-0

レスター対シティ 0-1

チェルシーアストンビラ 3-0

リーズ対リヴァプール 0-3

エヴァートン対バーンリー 3-1

 

得点者

2点

クリスティアーノロナウド 

ロメルルカク 

オドソンヌエドゥアール 

1点

ブルーノフェルナンデス

ジェシーリンガード

ウィルフレッドザハ

黄喜燦

ピエールオーバメヤン

レアンドロトロサール

ベルナルドシウバ

マテオコヴァチッチ

ハメドサラー

ファビーニョ

サディオマネ

マイケルキーン

アレサンドロスタウンゼント

デマレイグレイ

ベンジャミンミー

 

となりました

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復帰戦2ゴールのロナウド

 

さあみなさん、どの試合を見ていましたか?

クリスタルパレストッテナムから始まり

最後はエヴァートン対バーンリーで締めくくったこの第四節

やはり一番注目されていたのはマンチェスターユナイテッド戦でしょう

ここにたどり着いている皆さんなら言うまでもないことだとは思いますが

ロナウドの凱旋です

本当に凄まじかったですね

ポルトガルコンビの生み出す可能性についてはまた別記事で触れようと思いますが

ニューカッスルの守備陣が常にロナウドに注意を向けて動いていたことからもわかるように、彼が動くだけでデフェンダー陣をかき乱すことができる

そんなことを痛感できる試合でしたね

ロナウドの2点目、キーパーの股を抜いていくシュートでしたが注目したいのはシュートまでの相手CBとの競り合いです

自慢のフィジカルを存分に生かして競り勝っています

点を決めるモーションが成熟した選手(いわゆる、天性のストライカー)が足りないと言われ続けてきたユナイテッドがついにその弱点を克服したと言えるのではないでしょうか

気になるのは今後のカバーニですね

ロナウドのバックアッパーに回るのでしょうがそれにしてはもったいなさすぎる選手です

ロナウドを左に配置しカバーニを真ん中に置くというのが一応考えられる同時起用ですがオーレはいかなるプランを持っているのでしょうか

 

日本人の皆様歓喜の富安デビューに関しては別記事で言及しております

よろしければどうぞ

munlovers.hatenablog.com

 

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トッテナム戦躍動のザハ

さて、意外な結果になったのは?と言われればもちろんこの一戦

第4節第1試合クリスタルパレストッテナムです

開幕三戦好成績を維持していたトッテナムがまさかここに来て格下に完封負け

かなり驚きましたね

ケインの引き止めになんとか成功したところでしたし攻撃陣の質は決して悪くないと思っていたので完封には拍子抜けしました

ですがトッテナム、失点に関しては弁解もあります

得点が決まった時間を見てみましょう

76,84,93すべて退場者をを出したあとに決まったものなんですね

PKはおいておいて、エドゥアールの2点はどちらも明らかに人数不足がひびいています

2点目のザハへの対応が追いついてないあたりなどによくあらわれてますね

ただ、人数不足で勝ったとはいえ、パレスの攻撃は素晴らしいものでした

特にザハの個性

デフェンダーの引き剥がし、中央突破、低いクロス

どれも目を瞠るものがありました

オドソンヌエドゥアールの2得点もパレスにとっては嬉しいことでしょうね

なんせ彼はこれがデビュー戦です

ロナウドの影に隠れていますが、こんなところにもデビュー戦2得点の男はいたのです

チームとしてみても、全体的にパレスはかなりピッチを広く使えていましたよね

サイドチェンジも何回も見られ得点も大きなサイドチェンジから生まれています

データでも完敗のトッテナム、ケインとモウラが2TOPを形成しましたがなかなかうまくは行かなかったようです

やはりソンフンミンはトッテナムにとって偉大なる存在なんですね

 

まだまだ触れたい試合はあるのですが字数がとんでもないことになるのでここらで止めておきます

どうしても触れたかったものはまたコラムで扱おうかなと考えています

 

翌週にCLグループステージが控えているチームもあり

そろそろ過密日程が始まってきたかなというところでのこの節

選手疲労のことをあまり考慮に入れなくて良い最後の試合だったかなと思っています

FIFAの処罰も撤回されたことで、離脱者以外は心置きなく各チームベストメンバーで試合に臨めた、つまりはどのチームもガチで戦ったわけですね

munlovers.hatenablog.com

そうしたことでチームのストロングポイント、または弱点がかなりはっきり出たのかなと個人的には考えています

ユナイテッドやリヴァプールチェルシーなどの力強い攻撃陣が売りのチームがしっかり結果を残したことからもそれが伺えますよね

次節全く同じ11人を起用できるチームは少ないでしょう

強豪になればなるほどそれが厳しくなるのは自明です

中堅、降格圏クラブは次節がまさにジャイアントキリングの狙い目です

逆に強豪はここで選手の調整、浮き彫り課題の対策を過密日程の中済ませる必要が出てきます

物を言うのは選手層と監督の采配になるでしょう

面白い試合が生まれそうです

さぁ

来週もプレミアリーグを楽しみましょう

 

担当;loopshoot

 

 

欧州サッカー選手名鑑Vol.1 エデン アザール chapter2.あいつは誰だ?

欧州サッカー選手名鑑Vol.1 エデン アザール chapter2.あいつは誰だ?

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本人公式Twitterより引用 20202021シーズンのアザール

このchapterではアザールの20092010シーズンからの3年間をデータを用いながらその活躍を振り返っていきたいと思います

(1) 20092010シーズン

アザールは20092010年シーズンはリーグアンで先発出場31試合、途中出場6試合の合計37試合に出場し、総出場時間は2696分で5ゴール8アシストを記録しました

アザールの試合データを同年にバロンドールを受賞したリオネル・メッシと比較していきたいと思います


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https://www.whoscored.com/PlayerComparison

さすが同年にバロンドールを受賞したリオネル・メッシと比較するとほぼすべての項目で負けていますが注目したいのはこれらのパスの項目ではなく次にお見せするドリブルやボールコントロールでの比較です






NEWs 次節プレミア、マンチェスター勢らに危機??

マンチェスター勢らに危機が...

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ユナイテッドのMFフレッジ

 

FIFAワールドカップ予選ブラジル対アルゼンチン戦が中止になったのはご存知ですか?

英国でプレーするアルゼンチン代表選手四人がコロナウイルス対策措置を破っていたことが発覚し、試合が始まってから中止になった事件ですね

この試合は延期になるものと思われていますが、まぁキックオフしてしまった試合を途中でやめさせたので当然非難はすごいことになっていますね...

ただ、今回の記事のメインはそこではありません

なぜこの話を最初に持ってきたかというと、その対策措置に関することが今回のメインだからです

さきほど英国と書きましたが、舞台はプレミアリーグになります

英国では代表戦に合流した選手はイギリス帰国後に隔離措置が必要になる場合があるんですね

そのため、プレミアリーグではその隔離措置が必要になる代表チーム(レッドリスト)各国からの招集を拒否することを決定したんですね

これがなんとFIFAのとある規定に触れたんですね

その規定というのが「FIFAは選手の招集を拒否されたサッカー協会からの申し立てがあれば、その拒否した選手を直後の5日間で行われる試合で出場停止処分とする」というものなんですね

結構パワフルな規定ですよね

そしてこれがブラジルなどの要請で認められたんです

実際に出場停止処分になったのは、ブラジル代表のGKアリソン、MFファビーニョ、FWフィルミーノ(以上リバプール)、GKエデルソン、FWガブリエウ・ジェズス(以上マンチェスター・シティ)、DFチアゴシウバ(チェルシー)、MFフレッジマンチェスター・ユナイテッド)、FWラフィーニャ(リーズ)、メキシコ代表のFWラウール・ヒメネスウルヴァーハンプトン)、パラグアイ代表のMFミゲル・アルミロン(ニューカッスル)、チリ代表のFWフランシスコ・シエラルタ(ワトフォード)ですね

この選手らはプレミアリーグ第四節の試合に出られないことになります

フレッジに至ってはチャンピオンズリーググループステージ初戦も無理ですね

メンツを見ればわかるようにこれ、かなりの打撃ですよね

個人的にヤバいなと思う選手一人目はウルブズのメキシコ代表ラウール・ヒメネスです

ウルブズは現在、2021年夏に大型補強を決行したのにも関わらず開幕三連敗で降格圏に沈んでしまっています

かれらの攻撃の核はまさにラウール・ヒメネスであり、彼なしにはインパクトに欠けてしまうのが現状です

彼の欠場はワトフォードとの対戦を控えるウルブズにとって大きすぎる痛手であると思います

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二人目というかもはやチームですね

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リヴァプールファビーニョ選手

リバプールがちょっとかなり窮地に立つんじゃないかなと思っています

メンツを見れば言うまでもないですね

守護神アリソンにボランチファビーニョ、フィルミーノまででられませんからね

なかでもファビーニョはかなり痛手でしょう

替えがいないわけではありませんが、今のプレミアのように素早い勢いのあるカウンターを武器とするチームが多いなかで彼の守備力を欠くというのは攻守のバランスを崩しかねない事態です

取り返したら即カウンター、ゲーゲンプレスそのもののチームですから守備面における被害は言うまでもありませんが、攻撃面で非常に苦労すると思います

クロップの起用に期待が出来ますね

 

管理人的痛手チームランキングはこうなりました

1位 リヴァプール

2位 ウルブズ

3位 シティ

4位 チェルシー

5位 ニューカッスル

6位 ユナイテッド

7位 リーズ

8位 ワトフォード

次節の話を少ししましょう

まずはユナイテッドとニューカッスル

お互いに同じポジションに選手を欠いた状態での試合になるのですが、次節この2チームが戦うんですね

中盤の人選、両者役割が似ている選手の欠場ですからなかなかに見所が出てくるでしょう

さらにワトフォードとウルブズも対戦ですね

これはなかなか予想のつかない展開になりそうです

両監督の工夫がかなり必要になると思います

ではまた次の記事でお会いしましょう

 

担当:loopshoot、 ロカ

 

 

 

 

*1:本人公式Twitterより 20212022シーズンのラウール・ヒメネス

欧州サッカー選手名鑑Vol.1 エデン アザール chapter1.フランスのとある古豪

欧州サッカー選手名鑑Vol.1 エデン アザール chapter1.フランスのとある古豪

 

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        ↑本人公式Twitterより引用 20202021シーズンのもの

選手名鑑の記念すべき1人目はマドリディスタである管理人イチオシのドリブラー、エデン アザールです

欧州サッカー最高峰のチャンピオンズリーグ優勝回数が最多13回を誇るエルブランコで伝統の背番号7を背負うアザール

近年は不調が続いていますが20212022シーズンが開幕し、復調しつつある今こそアザールの魅力をリール時代からじっくりと解説していきたいと思います

このchapterでは彼のリール時代を掘り起こしていきたいと思います

メッシやセルヒオラモス、ドンナルンマなど名だたるビッグネームを獲得して2021年の夏を騒がせたPSGが所属しているのでここ最近非常に世界中から注目が集まっているLigue 1 Uber Eatsの20202021の優勝チームはリールですが実は20102011年にもなんと57年ぶりの優勝を果たしました

そのチームの中心選手としてチームの躍進を支えたのがアザールです

20062007~20102011シーズンのリーグ順位表
   
2006-2007シーズン 10位  
2007-2008シーズン 7位  
2008-2009シーズン 5位  
2009-2010シーズン 4位  
2010-2011シーズン 1位  

彼の2012年1月のインタビューを参考にしながらまとめていきたいと思います

https://www.soccer-king.jp/premium/article/14489.html

アザールは当時なんとまだ20歳、彼はこのインタビューで自分のプレースタイルについて自己分析しています

アザール スピードに乗った状態でシザーズを繰り出して相手を抜くことかな。特に練習して身につけたわけじゃないんだけど、好きなプレーだね。それから股抜きも大好きだ。股抜きをやられた相手はちょっと馬鹿にされたと感じるはずだからね。つまり、うまくいけば精神的に優位に立てるんだ。でも、狙いすぎるのが僕の悪い癖で、最近では有効だと思う場面でしかやらないようにしているよ。

ドリブルを楽しんでいる、いやフットボールを楽しんでいる彼の姿勢にいつも魅力を感じてやまないのです

アザールの最大の長所であり武器はスピードとドリブル突破率で、2018年のW杯の準々決勝のブラジル戦ではなんとドリブル成功率が100%でした

またアザールは同じインタビューで憧れの選手についても語っています

アザール ジネディーヌ・ジダンが好きだったな。動きが優雅だったからね。彼は巧みなプレーをするだけでなく、見ていて美しかった。ジダンがプレーするとサッカーが芸術に変わっていくんだ。リオネル・メッシが世界最高の選手だという意見には同意する。ただ、エレガントさという点ではジダンが一番だね。

アザールのアイドルはジダンでしたがジダンの方も当時からアザールを高く評価していました

「マドリーに連れて行きたい」移籍決定のアザール、9年前のジダンとの“相思相愛”ぶりが明らかに! | サッカーダイジェストWeb

これによるとジダンアザールのことを2010年4月の時点で

「目をつむってでも、マドリーに連れていきたいね」

と評価しており2019年夏の移籍でそれが叶った形になりました

次に期待値を表す市場価値を参考にしていきながらアザールのリールでの活躍を振り返りたいと思います

アザールの20082009からの市場価値推移

20082009 550万ユーロ
20092010 1400万ユーロ
20102011 2200万ユーロ
20112012 3300万ユーロ

 

市場価値がリールでの4年間で6倍までに上がっているのです

次のchapterでは1年毎にリールでの活躍を振り返りたいと思います

chapter2へ続く